
「白髪を見つけるとテンションが下がるけど、年を重ねたら仕方がない」
加齢で白髪が増えるのは、仕方がないことと諦めていませんか?
結論からいうと、諦めないで!白髪は今の生活習慣や食事を少しずつ変えていくことで発生を緩やかにすることができます!
黒い髪が白髪になるのには、何らかの原因があるからです。
この記事では、白髪のメカニズムから改善したい生活習慣や食事、おすすめのヘアケア用品、マッサージまで、詳しく紹介していきます。
ぜひ、最後まで読んでみてください!
筆者自身、40歳を過ぎて少し経ったくらいから、こめかみのあたりに白髪が目立つようになりました。
白髪染めをしても、1ヶ月もすると色落ちしてきて、白いやつらが群れをなして顔を出してきます…。
鏡で白いやつらの大群を見つけると、朝からへこむへこむ。
ささやかな抵抗で、「ビゲン ヘアマスカラ」の力を借りて格闘してみるものの。
朝の忙しい時間に、この地味な部分白髪染めタイムは、何とも不毛な時間です。
慌てて手についちゃったりね。
ですから…
ここはひとつ、何か根本的な解決策はないものかと、テーマに選んでみました。
数か月後に、実践した筆者の体験談もご紹介したいと思いますー。
(・・・気が向いたら)
なぜ?白髪が生えるメカニズムをゼロから解説
知ってました?髪は元々色がついていないんですよ!
髪が育っていく過程で色がつくからです。では、どんな流れを経て黒い髪が生えてくるのかについてお話します。
生まれたての髪は、まだ頭皮の中です。
無色だった髪の赤ちゃんは、髪の根元を支えている毛包の奥の色素細胞からメラニンを受け取ります。
メラニンとは、髪の色の元になっている物質です。
メラニンを受け渡す役割の色素細胞は、メラノサイト(色素幹細胞)というところで作られます。
ここで作られた色素細胞は、チロシナーゼという酵素によってチロシンを酸化させて黒いメラニン色素に変えるのです。
メラノサイトで色素細胞ができる→色素細胞はチロセナーゼを使ってチロシンをメラニン色素に変える→髪の赤ちゃんがメラニン色素を受け取る
例えばですが、
お母さんがお弁当を作るために朝起きる→おかずとご飯をお弁当箱に詰める→できたお弁当を受けとって学校に行く
みたいな流れをイメージしてください。
この一連の流れが正常に動いているうちは問題ありません。
問題は、サイクルが狂ってくること!このメラノサイト、若かりし頃は何の問題もなく、毎日元気に色素細胞をどんどん作ってくれていたんですね。
ですが、悲しいかな加齢とともに少しずつ機能が衰えてくるのですよ。
その結果、髪の赤ちゃんに渡すはずだったメラニンを渡せないこともあったりして。
高齢なお母さんが、朝起きるのが辛過ぎてたまにお弁当作りを拒否る、みたいなことです。
受け取れなかった髪の赤ちゃんは、仕方なく色を付けない状態のまま生えていってしまうというわけで…。
これが、いわゆる白髪なわけです。
髪は無色からメラニンで色がつけられるという、神が髪に与えた精密な仕組みが成り立ってこそ、美しい黒い髪が生えてきていたのですよ。
なんとありがたいこと!
栄枯盛衰。
どんなものも、時が経てば少しずつリズムが乱れてくるのは致し方ない、世の常です。
ひとまずは、ここまでで髪が生えるまでの流れについてご理解いただけましたでしょうか?
さぁ、嘆いていても白髪は増える一方です。
次の項目では、加齢や遺伝以外にも考えらえれる白髪の原因について触れていきます。
対策と合わせて紹介するので、ぜひチェックしてみてください!
そうだったのか!加齢以外の白髪が増え続ける3つの原因
前の項目でご紹介したとおり、加齢によってメラノサイトの働きが衰えてくることが白髪の原因でした。
プラスα、遺伝も原因の1つといわれています。
メラニンが作られにくい体質だったり、成長ホルモンの分泌が少なかったり…。
こればっかりは、努力したところで、どうにもなりません。
が!他にもあるんです、白髪の理由が。
この項目では、努力次第で何とかなりそうな原因を3つ紹介します。
- ストレスで血流が悪くなったから
- 睡眠不足の状態が続いたから
- 紫外線が色素幹細胞にダメージを与えているから
なんだか、耳慣れた美肌ケアとも関連がありそうなものばかりですね。
では、白髪とどう関係があるのか、詳しく見ていきましょう!
ストレスで血流が悪くなったから

ストレスが溜まると白髪が増えます。
ストレスで血流が悪くなり、メラノサイトまで栄養が届かなくなってしまうからです。
栄養は、血液の流れに乗って体中に届けられます。
なぜストレスで血流が悪くなるのかというと、血管が収縮してしまうからです。
血管が縮むと、通せる血液の量が少なくなります。
そのため、毛母細胞まで血液が届かなくなってしまうのです。
メラニンを髪の赤ちゃんに渡す役割の色素細胞だって、お腹が空いていたら働けないわけですよ。
空腹でぼんやりしてしまって、髪の赤ちゃんが目の前を通っているのに、大切なメラニンを渡し忘れているのに気づかないという悲劇が起きてしまいます。
人間もありますよね、そういうこと。私もよくあります。
ストレスの悪影響はまだあります。
交感神経が優位になって、皮脂の分泌が活発になってしまうことです。
皮脂は空気に触れると過酸化脂質という厄介な物質に変化します。
過酸化脂質は、てんぷらを揚げた後の油が酸化して変な臭いがしてきた、あの感じを想像してください。
あの感じのやつが、メラノサイトの働きを妨害してくるんです。
さらにさらに、ストレスが過剰になると細胞障害を引き起こす活性酸素をも生み出します。
ストレスって、ほんとに悪ですね。
そんなことは、全員わかっているわけですが。
改めて原因を探っていくと、ストレスを溜めないことこそが、白髪を作らない・増やさないキャンペーンに不可欠だなと痛感します。
ストレスは、それぞれ自分に合った解消法を行って下さい。
私は、大声で歌う、大声で笑う、ジョギングする、とかですかね。
いくつかあるといいですよ、ストレス解消法は。
ストレスとはうまく付き合いつつ、逃げずに戦っていきましょうね!
ストレス満載な日常からは、結局逃れられないわけですし。
でも、白髪も嫌ですし。
うっかり溜まってきたら、解消すればいいんです!
ストレスは血流を悪くして、過酸化脂質や活性酸素を発生させて白髪の原因になるわけです。
睡眠不足の状態が続いたから

寝ている間に修復されるはずの細胞を回復させる時間が足りないからです。
日中の強い紫外線の影響で、メラニンを作り出すメラノサイトは少なからずダメージを受けます。
通常、人間の身体はこのダメージを睡眠中に回復するようにできています。
がしかし、睡眠が足りていない状態では、回復できずに前日のダメージが蓄積されてしまうのです。
このダメージを溜め込んだメラノサイト内にある一時しのぎのゴミ箱は、やがてゴミが溢れて機能しなくなってしまいます。
機能不全になったメラノサイトは、メラニン色素を作ることができなくなります。
そのため、やむなく色無しのまま生えてしまう、これが白髪になるというわけなのです。
また、睡眠不足で頭皮のターンオーバーが活性化されないことも原因の1つです。
頭皮にもターンオーバーがあります。
睡眠不足だと、頭皮の血流が悪くなってしまうので、これがターンオーバーを妨害する原因になるのです。
そもそも、睡眠は単に身体を休めるだけではありません。
1日24時間のうち、約1/3もの時間を費やしているわけですから、休むだけだったらもったいないですもん。
寝ている間に、身体はいろいろやってくれているんです。
新しい細胞を生み出したり、成長ホルモンを出したりとか。
つまり、休める+パワーアップする時間なんですね。
サーキットでいうコックピットの役割のような。
寝ている間に、身体の中の小さいメカニック的な人がフル稼働でメンテナンスをしてくれます。
睡眠時間が少ないと、身体がパワーアップするための仕事が完了できないわけです。
「え~、マジっすか?いやちょっとまだ終わってないっすよ~!」って泣く泣く途中の状態で持ち場を離れる、そういう悲しいことになってしまうのです。
身体の至る所でこういう小さなメカニックの嘆きが聞こえるわけですが、頭皮も例外ではありません。
回復しきれなかった頭皮は、最悪な環境で次の日を迎えることになります。
その結果、小さいメカニックたちにメラニン未注入の白い髪を送り出すという屈辱を味わわせることになってしまってるわけなんです。
対策は、良質な睡眠をしっかりとること!
メカニックがしっかり仕事ができるだけの時間を与えてあげましょうよ。
よくいわれていることですが、こんなことに注意してみましょう。
- 寝る前の3時間はブルーライトを浴びない
- 食事も寝る前の3時間前までにすませる
- アロマの香りでリラックスする
そこまでハードルが高くない対策なので、今日からできますね。やりましょう!
睡眠をおろそかにしてしまうと身体の機能を回復させる時間が足りないため、白髪は増えてしまうのです。
紫外線が色素幹細胞にダメージを与えているから

ちらっと前述しましたが、紫外線でメラノサイトはダメージを受けます。
細胞は、強い紫外線の影響を受けて活性酸素が発生するからです。
また、毛母細胞の働きが鈍くなって色素細胞がダメージを受けます。
強い紫外線はメラミン色素を破壊します。
これによって老化が加速してしまうのです。
ひー怖いー!!!
紫外線は、容赦なくめちゃめちゃ攻撃してきます。
紫外線は、5~9月が特に強くなると言われているので初夏から夏の終わりにかけては特に注意しましょう。
時間は、10時~16時くらいまでが要注意タイムです。
お肌にとっても頭皮にとっても、紫外線は大敵です。
女性の皆さん、一歩外に出たら敵だらけの戦場だと思って望んでくださいね。(くらいの気持ちで)
白髪対策としては、UVスプレーをかけて日傘をさすといった、普通の紫外線対策を忘れずに行ってください。
帰ってきたら、頭皮用の美容液でケアをするのも効果的です。
シャンプーの後、頭皮に化粧水をつけるのもいいですよ。
紫外線による頭皮のダメージを放っておかないことでも、白髪を予防できることを覚えておきましょう。
以上が、白髪の原因についての紹介でした。
思い当たる節がありましたか?
さて、次の項目からは白髪の対策方法を紹介していきますね。
まずは、食事から!
毎日の食事をちょっと気をつけるだけでも、白髪予防に役立ちます。
どんな食べ物が白髪対策になるのか、早速見ていきましょう。
白髪を増やさない食事のポイント3つ
白髪が出てきてしまう原因が泣くほど理解できたら、おまたせしました!対策です。
反撃開始です!いざ!
まずは、手軽な食事方面から見ていきましょう。
主に次の3つの栄養素をたっぷり摂りましょう。
- 髪の主成分であるタンパク質
- メラニン色素を生み出すのに必要なミネラル
- メラノサイトの働きを活性化するビタミン
これらの栄養素は、髪の色素メラニンを生成するのに必要不可欠です。
メラニンが髪の赤ちゃんに渡らないことが白髪の原因なわけですから、きちんと受け取れるようにきちんと作らなければ話になりませんね。
じゃあ、早速詳しく見ていきましょうか。
髪の主成分であるタンパク質

まず、白髪予防にはタンパク質の一種のケラチンが大切です。
髪の主成分がケラチンだからです。
タンパク質は20種類のアミノ酸で構成されています。
このうちの1つでも不足しているとタンパク質がうまくできません。
ケラチンはそんなアミノ酸の1つで、これまた18種類のアミノ酸でできています。
中でも、必須アミノ酸のリジンや非必須アミノ酸のチロシンは髪に影響があります。
どんな食品に含まれているかは、以下を参考にしてください。
リジン | かつお節、卵白、しらす干し、大豆製品、魚、肉、チーズ |
チロシン | ナッツ、納豆、サバ、マグロ、豚ロース、高野豆腐 |
ちなみに、必須アミノ酸は身体でつくることができないもので、非必須アミノ酸はその逆のことです。
髪の成分が不足しては元も子もないので、ケラチンを含んでいる食品を意識して摂るようにしましょう。
その他、リジン、チロシンが含まれる食品にも注目しましょう。
メラニン色素を生み出すのに必要なミネラル

ミネラルも髪にとって大切な栄養素です。
ミネラルには、メラニン色素を作るメラノサイトを活発にする働きがあるからです。
メラノサイトの動きが悪いとメラニンの量が減り、白髪の原因になってしまいます。
ミネラルの中でもヨードを多く含んでいる以下のような食品を摂るのがいいでしょう。
ヨード | 昆布、ひじき、わかめ、海苔、とろろ昆布、もずく、イワシ、サバ、鶏肉、牛肉、卵黄、黒ゴマ |
ヨードは、細胞の活動や神経細胞の発達などを促進します。
前述したアミノ酸の一種でもあるチロシンは、チロシナーゼによってメラニン色素に変えられます。
つまり、チロシンはメラニン色素の材料というわけです。
チロセナーゼは、ミネラルの一種である銅がなければ正しく機能することができません。
銅は以下のような食品から摂れます。
銅 | ば、玄米、さつまいも、自然薯、松の実、えごま、カシューナッツ、大豆、納豆、えだまめ、アーモンド、 豆類、穀類、ゴボウ、モロヘイヤ、エビ、カニ、プルーン、バジル、くわい、ニンニク、パセリ、 干しブドウ、あんず、干ししいたけ、しめじ、のり、ひじき、うなぎ、唐辛子、レバー、ココア、カカオ |
他にも、アルギン酸や亜鉛も髪に影響を及ぼします。
アルギン酸は髪や頭皮の環境を整える働きが、亜鉛にはタンパク質の吸収を高めてくれる効果があるのです。
以下を参考にして、食事で摂るように心がけてみてくださいね。
アルギン酸 | 昆布、わかめ(ぬめり成分) |
亜鉛 | 肉、牡蠣、卵、大豆製品、豚レバー、牛肉、チーズ、高野豆腐、納豆、えんどう豆、切干大根、 アーモンド、落花生 |
ミネラル、特にヨード、銅、アルギン酸、亜鉛といった栄養素は、髪にとって大切な役割を担っています。
積極的に摂るようにしましょう。
メラノサイトの働きを活性化するビタミン

ビタミンの中でも、白髪の予防にはビタミンB12がおすすめです。
ビタミンB12は、メラノサイトの働きを活性化することができるからです。
さらに、睡眠の質をアップする成長ホルモンが出やすくなる効果も期待できるので、髪にも良い影響があります。
ビタミンB12が含まれる食品は以下の通りです。
ビタミンB12 | しじみ、さんま、鮭、まぐろ、レバー、チーズ |
また、ビタミンB6も合わせて摂りましょう。
ビタミンB6は、アミノ酸を分解するための原料になる酵素だからです。
メラノ色素の原料となるチロシンを吸収しやすくする働きもあります。
ビタミンB6 | にんにく、青魚、鶏肉、ゴマ、マグロ、レバー、抹茶、ピスタチオ、バナナ |
以上、タンパク質・ミネラル・ビタミンが白髪に効く3大栄養素であることを紹介しました。
偏った食事はよくないので、少し気をつけていつもの食事にプラスしたり置き換えたりするくらいでOKです。
今日から早速取り入れてみましょう。
さて、次は白髪対策になる頭皮のマッサージを紹介します。
気持ちがよくて頭皮環境が改善されるマッサージなので、ぜひ覚えて帰ってくださいね~!
マッサージも有効!頭皮の血行促進で白髪改善

前の項目で、白髪対策になる食事について学んだところで、次はマッサージです。
みんな好きですよね、マッサージ♪
適度に心地よい刺激を頭皮に与えながら、白髪も予防できる嬉しいマッサージの方法を紹介しますね。
3つのステップで行いましょう。
- マッサージの前に首の後ろを暖める
- 頭皮のツボを刺激する
- 水分補給をする
即効性があるものではないので、お風呂に入ったときなどに習慣として続けてみてください。
私もやってます、コツコツと。
では、詳しい方法を見ていきましょう。
STEP1.マッサージの前に首の後ろを暖める
マッサージを始める前の準備をしましょう。
効果がより期待できるからです。
準備として行いたいのは、首の後ろを温めることです。
なぜ、首の後ろを温めると効果がアップするのでしょうか。
それは、温めることで副交感神経の活動をサポートすることになるからです。
副交感神経が活発に活動すると、リラックス状態になります。
身体が休憩モードに切り替わるのです。
私たちの身体は、寒さを感じると交感神経が活発になり、温かさを感じると副交感神経が活発になります。
副交感神経は首のあたりに神経ネットワークがあるため、ここを温めるとリラックスできるのです。
ということで、マッサージ前には緊張を緩めてリラックスした状態になると良いので、首の後ろを温めてください。
専用のアイテムを買わなくても、ペットボトルなどに暖かいお湯を入れたもので充分です。
濡らしたタオルをレンジでチンしたホットタオルでもOKですよ。
1箇所だけではなく、首全体が温まるように移動しながら温めてくださいね。
ほっこり温まってゆるりとした気分になったら、マッサージスタートです。
コップ1杯の白湯やハーブティーを飲んでおくのも忘れずに。
なぜ、水分が必要なのかについては、マッサージ後の項目で紹介しますね。
STEP2.頭皮のツボを刺激する
はい!では、マッサージしていきましょう!
まずは、額の生え際からこめかみのゾーンからです。
人差し指・中指・薬指の3本をで生え際を押さえたら、小さく動かしながらこめかみまで移動していきます。
細かくちょっとずつ動かすのがポイントです。
こめかみに到着したら、円を描きながら3秒指圧してください。
これが1セットで3セット行います。

次は、てっぺんから首の裏にかけてのゾーンです。
両手で頭を包み込んだら、頭頂部からくるくる円を描きながら首の裏のくぼんでいるところまで移動しましょう。
これも3セットです。

最後に、指全体で全体を軽く叩くように刺激をして終了です。
マッサージをするときは、くれぐれも爪を立てないようにしてくださいね。
指の腹を使って優しく行ってください。
全部行ってもたいした時間がかからないので、毎日のシャンプーの時などにぜひ行ってみてくださいね。
頭がポカポカして血行が良くなっているのを実感できるはずです。
STEP3.水分補給をする
マッサージ、お疲れさまでした。
しっかり行ったら、いつもより発汗しているのを感じたのではないでしょうか?
最後に、水分補給を行いましょう。
ここでも、コップ1杯の白湯かハーブティーをおすすめします。
冷たい飲み物を摂ると、せっかく温まった身体を冷やしてしまい、血流を悪くしてしまうのです。
なぜ、マッサージの前と後に水分を摂るといいのでしょうか?
それは、老廃物を排出しやすくなるからです。
血液は、酸素と栄養を細胞に運び、老廃物を外へ出す働きをしています。
血液の大半は水分なので、水分が不足してしまうと血液の粘度が高くなって流れが悪くなってしまうのです。
また、マッサージによって新しい細胞が生まれてくるのをサポートするためにも、水分が必要になります。
一気に飲まず、少しずつ時間をかけて飲むのが効果的です。
白髪に効くヘアケアアイテムの選び方
食事とマッサージについて、いかがでしたか?
さて、ラストはヘアケアアイテムにすがりましょう。
この項目では、ヘアケアアイテムの選び方を紹介します。
白髪を増やさないためのヘアケアアイテムについて調べてみました。
- 白髪に効くシャンプーの選び方
- 白髪に効く頭皮美容液の選び方
今使っているシャンプーを見直したり、頭皮美容液を使っていない人はプラスしたりしてみてください。
では、詳しくみていきましょう。
白髪予防のためのシャンプーの選び方
毎日使うシャンプーにも、白髪予防に効果的なものとそうではないものがあります。
白髪予防成分を含んでいるかいないかで差があるからです。白髪予防成分とは、「ヘマチン」、「フコダイン」、「ヘナ」、「メリタン」といった成分です。
ヘマチンは、メラニン色素を作るチロシナーゼを活性化します。
また、ケラチンと結合してダメージを修復する働きもしてくれます。
フコダインは、毛母細胞の増殖を促進してくれます。
毛が育つ期間を長くする効果があるのです。
ヘナは天然原料の白髪染めで、髪や頭皮環境を整えながら染められます。
メリタンは、メラノサイトを刺激して黒い髪を作る働きのある成分です。
以上の4つの成分が入っているシャンプーは、白髪対策に理想的です。
また、アミノ酸系の洗浄成分が入っているかどうかもチェックしましょう。
アミノ酸は、髪を構成しているタンパク質と同じ成分です。
ですから、頭皮に優しくて潤いは残したまま、汚れを取り除いてくれる優れものなのです。
見分け方は、「ココイル」や「ラウロイル」といったワードが入っているかどうかです。
保湿成分が豊富に含まれているかどうかも注意しましょう。
保湿成分は、「スクワラン」や「アミノ酸」、「ヒアルロン酸」、「グリセリン」、「コラーゲン」、「セラミド」などです。
これらの条件に当てはまる商品を、いくつかピックアップしました。
以上、参考にしてみてくださいね。
どれもおしゃれなイメージで、テンションが上がるシャンプーです。
毎日使うシャンプーなので、ちょっと贅沢してみませんか?
白髪予防のための頭皮美容液の選び方
頭皮美容液って、聞いたことありますか?
白髪の他、薄毛や抜け毛といった髪のトラブル対策として、頭皮環境を整えるために使います。
頭皮美容液を使う理由は、頭皮の血行を促進するためです。
歳を重ねるごとに、頭皮が硬くなってくるからです。
頭皮美容液を使って頭皮の血行を良くすることにより、メラノサイトに栄養がきちんと届くようになります。
どんな頭皮美容液が適しているかというと、1つは保湿成分が配合されているものです。
保湿成分には、「セラミド」や「コラーゲン」、「ヒアルロン酸」、「グリセリン」、「レシチン」、「グリチルリチン酸」、「センブリエキス」などが挙げられます。
また、初心者さんはつけやすいノズル式のものを選ぶと、頭皮にしっかり届くので使いやすいでしょう。
香りも様々な種類が販売されているので、好みに合ったものを選んでくださいね。
使い方は簡単。
お風呂上りの濡れた髪の状態で頭皮に塗布して、マッサージしてください。
しっかり浸透するように、優しくじっくり頭皮のマッサージを行いましょう。
頭皮につけたら、髪を乾かして終了です。
では、こちらも条件に合ったものを紹介していきます。
今まで、シャンプーとコンディショナーのみのケアだった人も、白髪対策として頭皮美容液でのケアもプラスしてみてくださいね。
まとめ
さあ、白髪の悩みについて、詳しく調べてみましたが、いかがでしたでしょうか?
白髪になるのはメラニンを注入する前の髪の赤ちゃんが、そのまま出てきてしまったことによるものです。
なぜ、メラニンを注入せずに出てきてしまうかについては、いろいろ原因があります。
加齢や遺伝に加えて、ストレス、睡眠不足、紫外線などなど。
がしかし、歳だからしかたないと諦めることなかれ!
最後まで抗いましょうよ、少しでも。
食事やマッサージ、ヘアケアアイテムで多少なりとも改善します。たぶん。
私も、無理のない範囲で頑張ってみたいと思います。
鏡で白いのを発見してテンション下がるあのかんじ、いやなんですよ、やっぱり。
せっかく調べたので頑張ります!!
では、最後まで読んでいただいてありがとうございました。